カルプ文字の厚みの選び方は自由
カルプ文字の厚みの選び方は基本的に自由です。お客様の感性でお選び頂いて問題ありません。
ただ、厚みを決めかねるお客様が多いのも事実です。「このサイズの文字なら厚みはどれぐらいにしたらいいでしょうか?」というご質問をよく頂きます。
また、技術的な問題で作成できない場合もありますので、ここでは一般的なカルプ文字の厚みの選び方をご紹介します。カルプ文字製作の際の参考にしてください。
一般的なカルプ文字の厚みの選び方
色々な考え方がありますが、基本的には文字サイズ(H高さ)の1/10程度が良いでしょう。とは言え、カルプ文字の素材の厚みは決まっていて種類は多くありません。
カルプ文字の厚みの規格
カルプ材の厚みのバリエーションは以下の通りです。
- 10T(12mm程度)
- 15T(17mm程度)
- 20T(22mm程度)
- 30T(32mm程度)
- 50T(52mm程度)
文字サイズに対する推奨厚み
範囲が重複しますが、その辺は若干曖昧です。あくまで経験上の感覚値としてご理解ください。
文字高さ( mm単位) | 推奨厚み |
50〜100 | 10T〜20T |
100〜300 | 20T〜30T |
300〜500 | 30T |
500〜600 | 30T〜50T |
600以上 | 30T〜50T |
※ 50Tはかなり特殊です。
技術的な問題で製作できないケース
以下のような技術的な問題で厚みの大きい素材では製作できない場合があります。
- 文字の線が非常に細い場合(10mm以下など)
- 文字の抜き部分が小さい場合
お客様の感性でお選びいただくのがベスト
以上、経験に基づいた一般的な考えをご紹介しました。しかし、技術的な問題がなければ最終的にはお客様の感性でお選びいただくのが良いと思います。
- 小さな文字でもドカーンと飛び出したように見せたい。
- 大きな文字でも薄くセンスの良い感じにした。
など、カルプ文字サインにどのような効果を期待するかによって変わってくるでしょう。
