オーダーメイドの宿命

小さなカルプ文字切文字はサイズが小さいと逆に加工が難しくなります。加工できる最低サイズはH40ぐらいです。右の写真はH30も含みます。

発泡スチロール切文字になると素材が弱いので更に厳しくなります。H50ぐらい必要になります。

英文字の場合は、書体によっても違いますが、例えば「Real-Sign」という文字列とすると「R」がH50だとしても「ea」はH35とかになってしまいます。すると、カルプなら加工できるけど発泡スチロールでは無理のようなことがあります。

このような切文字独特の事情がありますが、一般のお客様にご理解頂くのは難しく、とりあえずお問い合わせ頂いて当店で判断し加工可能なら見積り、加工でいないなら加工可能なサイズで提案します。

というわけで、見積りには相当の時間を要します。当店では自動見積りシステムを公開したりお問い合わせフォームである程度仕様を絞り込む努力をしていますが、先術のような事情から中々一筋縄でいかないのが現状です。

これがオーダーメイドの宿命ですね。