カルプ文字とは?カルプ文字の特徴は?

カルプ文字とは?その特徴は?

カルプ文字とは、厚みのあるカルプ素材を文字の形にカットした立体文字です。インパクトがあるのでお店の看板として大人気です。

カルプ文字の特徴

カルプ文字の素材は?

カルプ文字の仕様当店のカルプ文字の素材は、光洋産業株式会社のセルラHiボード スーパー(白)です。白カルプと呼んでいます。

白カルプはスタンダード(小口の塗装も可能です)

表面・裏面とも1mm程度の低発泡の塩ビ板でカルプ芯材をサンドしています。塩ビ板なので屋外で露出すると黄変します。なので、表面には屋外耐候性に優れたマーキングフィルムを貼ります。(白の場合でも貼ります)

小口(厚みの部分)を白または黒以外のカラーにしたい場合、小口を塗装して仕上げます。ベースが白なので色の乗りがよく発色がキレイです。

白カルプのサンプル(写真)

白カルプ素材を使用した場合のサンプルです。表面にシートを貼って色々な色に加工できます。

白カルプサンプル

カルプ文字の厚みについて

最もよくご質問を受けるのは「厚みをどうすれば良いですか?」というものです。

カルプ文字の厚み表記(〜T)は、芯材のサイズで表しています。実際には+2ミリ程度の厚みがあります。例えば、15Tは厚み17mmです。

カルプ材の厚みのバリエーション

カルプ材の厚みのバリエーションは以下の通りです。

  • 10T(12mm程度)
  • 15T(17mm程度)
  • 20T(22mm程度)
  • 30T(32mm程度)
  • 50T(52mm程度)

文字サイズに対する推奨厚み

範囲が重複しますが、その辺は若干曖昧です。あくまで経験上の感覚値としてご理解ください。

文字高さ( mm単位) 推奨厚み
50〜100 10T〜20T
100〜300 20T〜30T
300〜500 30T
500〜600 30T
600以上 30T(〜50T)

※ 50Tはかなり分厚くカルプ文字としては特殊な厚みです。
※ 大きい文字で50Tにすると重量が結構ありますので取付方法など注意が必要です。

技術的な問題で製作できないケース

以下のような技術的な問題で厚みの大きい素材では製作できない場合があります。

  • 文字の線が非常に細い場合(10mm以下など)
  • 小口塗装で文字の抜き部分が小さい場合(50Tになると抜きの部分が塗装できなくなります)
  • 文字サイズが大きく複雑な形状(取り回しが困難です)

文字の色について

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表面は発色も良く上品なツヤ有り。小口に色を付ける場合は、密着の良い塗料で丁寧な塗装仕上げが可能です。全面塗装するより価格もお安く出来ますし、はるかに良い仕上がりになります。

モノカラーの場合に貼る表面のマーキングフィルムはTOYOCEM(旧 東洋インキ)のダイナカルを使用しています。

シルバーヘアラインなど特殊色(柄があるもの)は、住友3Mのダイノックシートで仕上げます。お客様のご要望によって、オリジナルの模様やグラデーションをつけたい場合はインクジェット出力シートで仕上げる場合もあります。

文字表面の色

当店では文字の表面には基本的にマーキングフィルム(カッティングシートと呼ばれるもの)を貼っています。マーキングフィルムを貼る理由は以下の通りです。

  • 発色が素晴らしく耐候性も良い
  • 上品なツヤ有り(白黒はツヤ消しもあります)
  • 塗装と比べてフラット感がある
  • 白カルプの耐候性を向上させるため(白カルプは表面が低発泡の塩ビ板なので屋外では黄変するため)

小口(厚みの部分)の色

小口に白・黒以外の色を着色したい場合は塗装しています。密着の良い塗料で丁寧に塗装しています。ちなみに先にも述べましたが、小口が白または黒の場合は素材の断面のままになります。